30代からの資産運用ブログ

30代の趣味投資を赤裸々に垂れ流すブログです。

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日本円建てMMFはないの?

こんにちは。

米国株買い付け用の資金は米ドル建てMMFとしてプールしておくのがいいよ、でも為替差損益が発生することがあるよ、という話をかきました。

その話を書きながらふと思ったのですが、じゃあ日本円建てMMFは無いんだろうか?ということです。

日本円建てなら為替リスクはありませんし、私は日本在住で日本の会社で働いていますので、ほとんどの現金資産は円で保有していますから、これをMMFで運用出来たら最高じゃない?と思ったんです。

調べてみた。

かつては野村MMFやダイワMMFといった日本円建てMMFが存在していました。
過去形なのは既に償還されてしまっているからです。
利回りは0.1%弱(当時)と非常に低いです。
GS(ゴールドマン・サックス)米ドルMMFが1.9%前後なのと比べると償還されるのも納得といったところです。

どうしてこんなに差が出るの?と思いましたが、日本と米国では政策金利が全然違うんですね。
日本が-0.067%に対して米国は2.5%です。
10年債も日本国債が-0.142%なのに対して米国2%付近です。
MMFは債権などの安全資産で運用されているため金利が大きく利回りに影響を与えているんですね。

じゃあ米ドル建て以外のMMFは?

楽天証券で購入可能でGS米ドルMMFより高利回りなのは以下二つでした、
南アフリカランド建てMMF 6.5%!
トルコリラ建てMMF 20%!!

しかしうまい話には裏があるものです。トルコリラ円のチャートは右肩下がりです。
これでは1年で20%利子がついてもそれ以上に価値が下がってしまいますし、さらにスプレッドが1円以上取られます。
利益を出すには通貨価値が最低でも下がらないくらいになってくれないと厳しいですね。

やっぱり今は米ドル建てMMF

最近では米国も政策金利を利下げをする流れになっていますので、GS米ドルMMFにドルを寝かせているだけ増えてくれるのは今だけかもしれませんし、結局米国経済は右肩上がりに成長し続け、寝かせた米ドル資産はずっと増え続けるかもしれません。
未来はだれにも予測できないのですからこつこつと積み立てていくしかありませんね。

円の普通預金があんまりにも馬鹿らしいので、一時資金のプール先としてだけではなく、GS米ドルMMFへ定期的に積み立ていこうかなぁとムラムラしてきてはいます。

以上です。

GS米ドルMMFについては以下の記事で書きました。
hakuna-matata.hatenablog.jp